測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士試験 令和8年度 午前 第14問〔地形測量〕解答と解説

令和8年度 第14問🗺️ 地形測量

次の 1 ~ 5 の文は,公共測量における現地測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。

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解説

💡 単点観測法の整合確認は既知点 3 点以上(作業地域を囲むように配置)。セット間較差は水平 20 mm・高さ 30 mm。

現地測量(第3編第2章)のうち、GNSS を使う TS 点の設置の規定が中心。正解の選択肢 2 は「整合確認を行う」まではよいが、使う既知点の数が違う。

1. 正しい。

現地測量に用いる GNSS 測量機は 2 級 GNSS 測量機と同等以上が標準。TS については 3 級 TS 以上とされている。

2. 誤り。 ← これが正解

単点観測法(ネットワーク型 RTK 法で単独に座標を求める方法)で TS 点を設置する場合は、作業地域の周辺を囲むように配置した既知点で整合を確認し、その既知点数は 3 点以上が標準(準則第119条)。1 点だけでは整合のずれが偶然か系統的かを判断できず、水平・高さの整合処理(平行移動や変換)も決められない。

3. 正しい。

セット間較差の許容範囲は、ΔN・ΔE(水平)20 mm、ΔU(高さ)30 mm(準則第118条の表を準用)。

4. 正しい。

TS 点の標高は、必要に応じて水準測量で求めることができる(準則第116条)。TS の鉛直角による間接水準より高い精度が要るときの措置。

5. 正しい。

キネマティック法・RTK 法でも GPS・準天頂衛星に GLONASS 衛星を組み合わせて観測できる。その場合は使用衛星数 6 衛星以上、各衛星系を 2 衛星以上という条件が付く。

誤りは 2。