測量士試験の午前(択一式)は 28 問。範囲は広く見えますが、出題される分野はほぼ決まっていて、毎年ほぼ同じ構成で並びます。このページでは令和 4 年度から令和 7 年度までの全 112 問を 9 つの分野に整理し、分野ごとに「何が問われるのか」「どこで間違えやすいのか」をまとめています。各分野のページから、その分野の過去問へ直接進めます。
午前試験の全体像
午前の 28 問は、おおまかに次の順で並びます。前半が測量の土台となる考え方、中盤が測る技術、後半が成果を地図や用地に落とし込む話、という流れです。
- 第 1 問〜第 6 問あたり 法規・測量の基準・誤差論。用語の定義と、位置や高さを何を基準に表すかという土台。
- 第 7 問〜第 13 問あたり 基準点測量と水準測量。骨格となる点の位置と高さを、精度を管理しながら決める話。
- 第 14 問〜第 20 問あたり 地形測量と写真測量。現地や上空から面的にデータを取る話。
- 第 21 問〜第 24 問あたり 地図編集と GIS。投影法、地形図の読み取り、地理空間情報の扱い。
- 第 25 問〜第 28 問あたり 応用測量。路線・河川・用地という、実務に直結する 3 本柱。
年度によって多少前後しますが、この並びはほぼ固定です。試験本番で「第 25 問以降は応用測量」と分かっていれば、時間配分が立てやすくなります。
どこから手を付けるか
限られた時間で点を伸ばすなら、計算問題の型が決まっている分野から入るのが効率的です。基準点測量・水準測量・写真測量の計算は、解き方の手順がほぼ固定で、演習量がそのまま得点になります。
いっぽう法規は、条文の言い回しを知っているかどうかで決まるため、短時間でも得点しやすい分野です。理屈で解けない代わりに、覚えれば確実に取れます。
逆に後回しにしてよいのが、地形図の読み取りや断面図の判読といった図を実測して判断する問題です。時間がかかるわりに配点は同じなので、本番では最後に回すのが定石になります。
このガイドの使い方
まず読みたい分野のページを開き、要点を通しで読んでください。そのあと同じページ下部にある過去問リンクから、実際の設問に当たってみるのが効果的です。解いてみて理解が怪しい箇所があれば、またガイドに戻る、という往復をおすすめします。