次の 1 ~ 5 の文は,公共測量における GNSS 標高測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
👇 解答を選ぶキー 1〜5 で選択・Enter で次へ
📄 原典の問題ページ(画像)を見る

解説
💡 GNSS 標高測量は 3 級水準測量。既知点は電子基準点、距離は 6,000 m 以上。離島では基準面補正パラメータを加える。
準則の改正で名称が「GNSS 水準測量」から「GNSS 標高測量」に変わり、独立した章(第2編第4章)になった。その要旨・既知点・計算の規定をまとめて問う問題。
1. 誤り。 ← これが正解
GNSS 標高測量の定義(既知点に基づき GNSS 測量機で新設水準点の標高を定める作業)は正しいが、区分は 3 級水準測量(準則第74条)。GNSS で求める楕円体高とジオイド・モデルの精度を考えると、1・2 級に相当する精度は見込めないため、3 級に位置づけられている。
2. 正しい。
固定点の楕円体高は、成果表の標高にジオイド高を加えて求める(成果表に楕円体高があればそれを使ってもよい)。座標は元期座標または今期座標(準則第93条)。
3. 正しい。
JGD2024 への移行と同時(令和 7 年 4 月 1 日)に、ジオイド・モデルは「ジオイド 2024 日本とその周辺」に切り替わった。
4. 正しい。
ジオイド高は最新のジオイド・モデルから求める。日本水準原点ではなく独自の原点(標高)を使う離島では、ジオイド・モデルの値に基準面補正パラメータの値を加える(準則第40条)。
5. 正しい。
GNSS 標高測量の既知点は電子基準点で、新点間および既知点と新点間の距離は 6,000 m 以上が標準(準則第75条)。距離が短い区間はレベルによる水準測量の方が精度・効率ともに有利なので、GNSS に向く長い区間に限定している。
誤りは 1。