測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士試験 令和3年度 午前 第7問〔基準点測量〕解答と解説

令和3年度 第7問📍 基準点測量

次の文は,公共測量におけるトータルステーションを用いた基準点測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 3・4級で同級の基準点を既知点にできるのは既知点数の2分の1以下まで(準則第22条第4項)。

TS による基準点測量の基本規定を準則と照らす問題。数値が入っている肢(1 と 4)を優先して確かめるとよい。

1. 誤り。

同級の基準点を既知点に使えること自体は準則第22条第4項のとおりだが、その数は使用する既知点数の2 分の 1 以下とされている。4 分の 3 では、既知点の大半を同じ等級の点が占めてしまい、上位の点で精度を押さえる意味が薄れる。

2. 正しい。

準則第23条第1項第一号のとおり。1・2 級は結合多角方式が原則で、単路線方式はやむを得ない場合に限られる。

3. 正しい。

準則第36条のとおり。

4. 正しい。

準則第23条第2項の表で、偏心距離の制限は e ≦ S/6(S は測点間距離)とされている。なお、電子基準点のみを既知点として新点を 1 点だけ設置する場合は別の扱い(100 m 以内)になるが、本肢は 2 点以上の場合なので 6 分の 1 以下でよい。

5. 正しい。

準則第37条のとおり。TS では水平角・鉛直角・距離を 1 回の視準でまとめて観測するのが原則。

誤っている記述は 1。よって 選択肢 1。