測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士試験 令和2年度 午前 第14問〔地形測量〕解答と解説

令和2年度 第14問🗺️ 地形測量

次の文は,公共測量における地形測量のうち,トータルステーション(以下「TS」という。)又はGNSS測量機を用いた現地測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 単点観測法はネットワーク型RTK法の方法(準則第119条)。RTK法による TS 点は基準点からの放射法(第118条)。

現地測量(準則 第3編第2章)の規定の正誤。「単点観測法」がどの観測方法に付く言葉かを覚えていれば判断できる。

1. 正しい。

現地測量で使う機器は 3 級トータルステーション、2 級 GNSS 測量機又はこれらと同等以上のもの(準則第112条)。

2. 誤り。

単点観測法はネットワーク型RTK法の観測方法で、1 台の受信機だけで座標を求めるため、作業地域周辺の既知点で整合を確かめる必要がある(準則第119条)。RTK法(固定局を置く方法)による TS 点の設置は、基準点に GNSS 測量機を整置して放射法で行う(準則第118条)。RTK法と単点観測法を組み合わせた記述は成り立たない。

3. 正しい。

基準点から直接観測しにくい場所では、TS 点を設け、そこを起点に細部測量を進めてよい(準則第116条)。

4. 正しい。

準則第114条の表で、地図情報レベル 500 の配点密度は市街地 6 点、市街地近郊 5 点、山地 6 点(いずれも 10,000 m² 当たり)。

5. 正しい。

補備測量は、データの取り漏れや経年変化を現地で補う作業で、基準点、TS 点、編集済データ上の確実で明確な点を基準に測る(準則第126条)。

誤っているのは 2。よって 選択肢 2。