測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士試験 平成30年度 午前 第26問〔応用測量〕解答と解説

平成30年度 第26問📐 応用測量

次の文は,公共測量における用地測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 境界確認は関係権利者の立会いの上で行い、既設の標識も同意を得て初めて境界点にできる。

用地測量の各作業の決まりを問う問題。境界は土地の権利そのものなので、関係権利者の立会いと同意が欠かせないという点が中心になる。

1. 正しい。

公図等転写連続図(準則第685条第2項)は、隣り合う公図をつないで広い範囲を見渡すための図。公図どうしの食い違いも原図の情報なので、無理に線を合わせて変形させず、記載されているとおりに転写する。

2. 誤り。

境界確認は、関係権利者の立会いの上で境界点を確認して行う(準則第692条第1項)。既設の標識を境界点とするのも、関係権利者の同意を得てはじめてできる(同条第4項)。標識があるからといって立会いを省くことはできない。

3. 正しい。

準則では、近傍の 4 級基準点以上の基準点に基づいて放射法等で境界点を測り、それが難しいやむを得ない場合は補助基準点を設けて、そこから測ることができる(準則第694条)。

4. 正しい。

隣接する境界点間の距離を TS 等で実測して、座標から計算した距離と比べ、精度を確かめる作業(準則第698条)。距離は全辺について現地で測る(準則第699条第2項)。

5. 正しい。

準則第681条の用地測量の細分に、用地実測図データファイルの作成と用地平面図データファイルの作成が含まれており、どちらも用地測量の成果になる。

よって 選択肢 2。