測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士試験 令和元年度 午前 第7問〔基準点測量〕解答と解説

令和元年度 第7問📍 基準点測量

次の文は,公共測量において実施するトータルステーションを用いた基準点測量の精度管理について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 厳密網平均の許容範囲は新点水平位置 100 mm・新点標高 200 mm(準則第43条)。偏心距離は S/6 以下。

TS による基準点測量の点検の数値を問う問題。水平位置と標高で許容範囲が違う点が狙われている。

1. 正しい。

観測に使う機器は観測着手前と観測期間中に適宜点検し、必要なら調整する(準則第36条)。

2. 正しい。

観測値の点検項目は、水平角が倍角差と観測差、鉛直角が高度定数の較差(準則第38条)。

3. 正しい。

基準点測量の方式の表で、偏心距離の制限は e ≦ S/6(S は測点間距離)とされている(準則第23条)。

4. 正しい。

点検計算では、既知点どうしを結ぶ点検路線ごとに水平位置と標高の閉合差を計算して観測値の良否を判定する(準則第42条)。

5. 誤り。← これが正解

厳密網平均計算の許容範囲は、標準偏差で水平位置は 100 mm、標高は 200 mm(準則第43条)。標高側も 100 mm としている点が誤り。高さは水平位置より精度が出にくいので、許容範囲が広く取られている。

誤りは 5。よって 選択肢 5。