← 測量士 過去問解説トップ

測量士試験 令和7年 午前 第28問
〔応用測量〕の解説・解答

📅 2025年5月18日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第28問 📐 応用測量
📋 問題文

次の a ~ d の文は,公共測量における河川測量について述べたものである。 ア ~ 才オ に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。 次の 1 ~ 5 の中から選べ。

a. 定期 ア 測量では,水部と陸部で異なる測量を行う。水部の測量は,深浅測量を水際杭 と水際杭の間で行う。陸部の測量範囲は,水際杭から, イ 20 ~ 50m までを標準とす る。
b. 法線測量とは,計画資料に基づき,河川又は海岸において,築造物の新設又は改修等を行う 場合に現地の法線上に杭を設置し線形図データファイルを作成する作業をいう。法線測量 は,路線測量の ウウ の規定を準用する。
c. 海浜測量は,海岸線に沿って陸部に基準線を設け,適切な間隔に測点を設置し,測点ごとに 基準線に対し, エ の方向に横断測量を実施する。海浜測量の基準線の測量は, 路線測 量の ウ の規定を準用する。
d. 汀線測量とは、[オ] 水面と海浜との交線(汀線)を定め、汀線図データファイルを作成する作業をいう。
1. ア=縦断/イ=堤内/ウ=横断測量/エ=直角/オ=最高
2. ア=横断/イ=堤内/ウ=中心線測量/エ=直角/オ=最低
3. ア=縦断/イ=堤外/ウ=中心線測量/エ=接線/オ=平均
4. ア=横断/イ=堤内/ウ=横断測量/エ=直角/オ=最高
5. ア=線形/イ=堤外/ウ=中心線測量/エ=接線/オ=最低
📄 原典の問題ページ(画像)
元問題
💡 解説

河川測量の主要項目(定期横断・法線測量・海浜測量・汀線測量)の用語を当てはめる穴埋め問題。各語句を作業規程の準則と照合する。

ア = 横断

水部と陸部に分けて行う測量は定期横断測量。水部は深浅測量、陸部は横断方向に地形を測る。「縦断」「線形」では水部・陸部を横切る測量にならない。

イ = 堤内

陸部の測量範囲は、水際杭から堤内側に 20〜50 m まで(堤防の安全側)。「堤外」は河川側であり測量範囲ではない。

ウ = 中心線測量

法線測量は路線測量の中心線測量の規定を準用する。海浜測量の基準線測量も同様に中心線測量の準用。「横断測量」では線形を取り扱えない。

エ = 直角

海浜測量では、基準線に対し直角方向に横断測量を実施する。海岸線に直交する形で地形断面を取るため。「接線」では海岸沿いになってしまう。

オ = 最低

汀線(ていせん)は「最低水面と海浜との交線」と定義される。潮位が最も低い時の水際線で、海岸線の基準として用いる。「最高」「平均」は使わない。

ア=横断、イ=堤内、ウ=中心線測量、エ=直角、オ=最低 の組合せ = 選択肢 2
💡 河川測量の用語は「どこを測るか」で区別する。定期横断は水部と陸部に分けて測り、陸部は堤内側20〜50m(堤外は川側なので誤り)。法線測量・海浜測量の基準線はどちらも中心線測量を準用。汀線は最低水面との交線。

📚 おすすめ学習グッズ

独学での測量士試験対策に役立つ定番アイテムをまとめました
当サイトはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を得ることができる、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
▼ 令和7年の全28問一覧へ戻る
測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)
プライバシーポリシー運営者情報・お問い合わせ