測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和8年度 第6問〔基準点測量〕解答と解説

令和8年度 第6問📍 基準点測量

次の a ~ c の文は,公共測量におけるトータルステーションを用いた基準点測量について述べたものである。[ア] ~ [エ] に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。

a.1級基準点測量では,原則として [ア] により行う。
b.2級基準点測量では,器械高を [イ] 位まで測定する。
c.3級基準点測量では,基準面上の距離の計算は [ウ] に代えて [エ] を用いることができる。
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解説

💡 1・2級は結合多角方式、器械高は mm 位まで、基準面上の距離は楕円体高で計算(3・4級は標高で代用できる)。

準則の基準点測量の規定(方式・観測・計算)の穴埋め。どれも条文の言葉どおりに入る。

ア:結合多角方式

1級・2級では結合多角方式が原則で、単路線方式も選べるのは3級・4級だけ(準則第23条)。

イ:ミリメートル

器械高・反射鏡高・目標高は、ミリメートル位まで測定する(準則第37条)。2級に限らず、どの級でも同じ。

ウ:楕円体高 エ:標高

TS等による基準面上の距離の計算には、本来は楕円体高を用いる(準則第40条第一号)。ただし3級・4級基準点測量では、楕円体高の代わりに標高を使ってよく、その場合は経緯度計算も省ける(同条第三号)。楕円体高と標高の差(ジオイド高)が距離に与える影響は百万分の数程度で、辺の短い3級・4級では無視できるためである。

ア 結合多角方式、イ ミリメートル、ウ 楕円体高、エ 標高。よって 選択肢 1。