測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和8年度 第3問〔測量の基準〕解答と解説

令和8年度 第3問🌐 測量の基準

次の文の [ア] 及び [イ] に入る数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 ~ 5 から選べ。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。

図3の三角形 ABC は,辺 AB の辺長が 11 m,辺 BC の辺長が 14 m,辺 CA の辺長が 9 m である。このとき,∠ABC の角度は余弦定理によりおおよそ [ア] と求められ,三角形 ABC の面積はおおよそ [イ] である。

第3問の図表
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解説

💡 cos B =(AB²+BC²−CA²)÷(2·AB·BC)。面積は ½·AB·BC·sin B。ヘロンの公式で検算できる。

三辺の長さから余弦定理で角を出し、その角を挟む二辺で面積を出す問題。cos の値を関数表と見比べて角度を決める。

① 余弦定理で cos B を求める

∠B の向かいの辺は CA なので、cos B =(AB² + BC² − CA²)÷(2 × AB × BC)

cos B =(121 + 196 − 81)÷(2 × 11 × 14)= 236 ÷ 308 ≒ 0.76623

関数表では cos 40° = 0.76604、cos 41° = 0.75471。0.76623 は 40° の値とほぼ同じなので、∠ABC ≒ 40°。

② 二辺と挟む角で面積を求める

S = ½ × AB × BC × sin B = ½ × 11 × 14 × sin 40° = 77 × 0.64279 ≒ 49.5 m²

③ ヘロンの公式で検算

s =(11 + 14 + 9)÷ 2 = 17、S = √{17 ×(17 − 11)×(17 − 14)×(17 − 9)}= √2,448 ≒ 49.48 m²。角度を使わない求め方でも同じ値になる。

ア = 40°、イ = 49.5 m²。よって 選択肢 1。

※ 余弦定理の分子で引くのは「求める角の向かいの辺」の 2 乗。CA² の代わりに別の辺を引くと、別の角を求めてしまう。