測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和8年度 第2問〔法規〕解答と解説

令和8年度 第2問⚖️ 法規

次の 1 ~ 5 の文は,公共測量における測量計画機関又は測量作業機関の対応について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。

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解説

💡 電子基準点などの基本測量の成果を使う公共測量は、公開されていても測量法第30条の承認が要る。

公共測量の現場で必要な許可・承認と安全対策についての正誤問題。どの行為にどの法律上の手続が要るかを押さえておけば解ける。

1. 正しい。

公道で作業をするには、道路交通法に基づいて、その場所を管轄する警察署長の道路使用許可を受ける。なお、標識や機材を置いて継続的に道路を占めるときは、これとは別に道路管理者の占用許可(道路法)が必要になる。

2. 正しい。

障害となる植物の伐除は、あらかじめ所有者又は占有者の承諾を得て行う(測量法第16条)。この規定は測量法第39条で公共測量にも準用される。

3. 正しい。

水上の作業では、湖面が穏やかでも、船に乗る人はみな救命胴衣を着けるのが基本。準則第10条は、現地作業での作業者の安全確保を作業機関に求めている。

4. 誤り。

電子基準点の成果は国土地理院が行った基本測量の測量成果である。これを使って公共測量を行う者は、事前に国土地理院の長の承認が必要(測量法第30条第1項)。成果が公開されていても承認は省けない。

5. 正しい。

野生動物への備え(情報収集・遭遇時の行動・連絡体制)も、準則第10条の安全確保の一部として適切な対応である。

明らかに間違っているのは 選択肢 4。