測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和7年度 第19問〔写真測量〕解答と解説

令和7年度 第19問📷 写真測量

次の 1 ~ 5 の文は,公共測量における UAV レーザ測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。

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解説

💡 UAV レーザの計測距離は最大測距距離の 80% 以下が標準。最大測距距離を上回る設定はできない。

UAV レーザ測量の作業手順(法令の手続 → 機器の確認 → 計測諸元 → 計測直後の確認 → 点検)を一通りなぞる問題。数値の上限に関する記述を疑う。

1. 正しい。

UAV(無人航空機)の飛行は航空法の規制を受けるので、必要な許可・承認を取り、国が示す飛行ルールに従うのは当然の対応。

2. 正しい。

作業機関は、使用するシステムの特性やデータの品質を確認するため、ボアサイトキャリブレーション(機器間の取付け角度・位置関係の決定)と精度試験を行う(準則第449条)。

3. 誤り。

計測距離は、使用するレーザスキャナの最大測距距離の80 パーセント以下で計測するよう定めることを標準とし、上限である最大測距距離を上回る設定はできない(準則第451条第6項)。限界付近では反射光が弱くなって点が取れなくなったり精度が落ちたりするため、余裕を持たせる。地形条件がどうであれ、上限を超える設定は誤り。

4. 正しい。

計測直後に、その場所で GNSS 測量機やレーザスキャナの作動とデータ収録状況の良否を確認する(準則第460条第2項)。その場で気づけば再計測の手間が小さい。

5. 正しい。

点検測量で得られるデータと同等以上の精度を持つ既存データは、作成時点から計測範囲の状況が大きく変わっていない場合に限り、点検に使える(準則第467条第3項)。

誤っているのは 3。よって 選択肢 3。