次の文は,公共測量における車載写真レーザ測量について述べたものである。[ア] ~ [エ] に入る語句又は数値の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
車載写真レーザ測量とは,計測車両に搭載した [ア] と [イ] などを用いて道路上を走行しながら三次元計測を行い,取得したデータから数値地形図データを作成する作業である。車載写真レーザ測量により作成する数値地形図データの地図情報レベルは,作業規程の準則では [ウ] を標準とすることが定められている。
車載写真レーザ測量は,航空機を用いた空中写真測量と比べても,[エ] な数値地形図データの作成に適している。
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解説
💡 車載写真レーザ測量はレーザ測距装置+GNSS/IMU 装置で走行しながら計測。地図情報レベル 500・1000 が標準、高精度な図向き。
車載写真レーザ測量(MMS)の仕組みと用途を問う。車で道路を走りながら近い距離から測る方法だ、という点から考えると選びやすい。
ア = レーザ測距装置、イ = GNSS/IMU 装置
走行しながら周囲にレーザを当てて距離と方向を測るのがレーザ測距装置(レーザスキャナ)。測った瞬間の車両の位置と姿勢を連続して求めるのが GNSS/IMU 装置で、準則では GNSS 測量機・IMU・走行距離計などからなる「自車位置姿勢データ取得装置」と呼んでいる(準則第484条・準則第491条)。TS は据え付けて使う器械なので走行中の計測には使わない。高度計では車両の三次元の位置・姿勢は得られない。
ウ = 500 及び 1000
車載写真レーザ測量で作る数値地形図データの地図情報レベルは 500 及び 1000 が標準(準則第488条)。道路とその周辺を対象とした大縮尺の図面向きの方法である。
エ = 高精度
計測対象の近くを走るので、上空から撮影する空中写真測量よりも点の密度が高く、位置の精度もよい。反対に、計測できるのは道路から見える範囲に限られるので「広範囲」には向かない。
ア=レーザ測距装置、イ=GNSS/IMU 装置、ウ=500 及び 1000、エ=高精度 で 選択肢 5。