測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和6年度 第16問〔地形測量〕解答と解説

令和6年度 第16問🗺️ 地形測量

次の 1 ~ 5 の文は,公共測量における数値地形モデル(以下「DTM」という。)について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
ただし,DTM とは,等間隔の格子の代表点の標高を表したデータとする。

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解説

💡 DTMは地表面だけ。樹木・建物の上面まで含むのはDSM。

DTM(地表面の標高を格子ごとに持つデータ)の性質と使い道を問う問題。

1. 誤り。

DTM は樹木や建物を取り除いた地表面の高さを表すデータである。樹木や建物の上面を含めた表面の高さを表すのは DSM(数値表層モデル)で,両者を区別すること。

2. 正しい。

格子が細かいほど小さな起伏まで拾えるので,地形を詳しく表現できる(その分データ量は増える)。

3. 正しい。

空中写真は中心投影なので,土地の高低によって像がずれる。DTM の標高を使ってこのずれを補正(正射変換)し,オルソ画像(正射投影画像)を作る。

4. 正しい。

2 地点の標高差と水平距離が分かるので,傾斜角を計算できる。

5. 正しい。

格子ごとの標高から低い土地の広がりが分かるので,水位を与えれば浸水する範囲を推定できる。

誤っているのは 選択肢 1。