測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和4年度 第4問〔測量の基準〕解答と解説

令和4年度 第4問🌐 測量の基準

次の文は,地球の形状及び位置の基準について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 地心直交座標は緯度・経度・楕円体高から計算する。楕円体高 = 標高 + ジオイド高。

測量の基準を定めた測量法第11条の内容と、標高・ジオイド高・楕円体高の関係を問う問題。地心直交座標を出すのに何の「高さ」が要るかが分かれ目。

1. 正しい。

地理学的経緯度は世界測地系に従って測定する(測量法第11条第2項)。

2. 正しい。

世界測地系の要件を定めた測量法第11条第3項第一号のとおり。政令(測量法施行令)では GRS80 の値、長半径 6,378,137 m・扁平率 1/298.257222101 が定められている。あわせて、楕円体の中心は地球の重心、短軸は地球の自転軸に一致させる。

3. 正しい。

平均海面を陸地の下まで延ばして考えた面がジオイドで、標高はジオイドから地表までの高さ(測量法第11条の「平均海面からの高さ」)。

4. 誤り。 ← これが正解

地心直交座標(X, Y, Z)は、回転楕円体の上での位置なので、緯度・経度と楕円体高から計算する。楕円体高 = 標高 + ジオイド高であり、ジオイド高はジオイドが楕円体からどれだけ離れているかを表すだけなので、それだけでは地点の高さが決まらない。

5. 正しい。

原点についての本文とただし書き(測量法第11条第1項第三号)そのままの内容。

誤りは 4。