測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和4年度 第10問〔水準測量〕解答と解説

令和4年度 第10問📏 水準測量

次の文は,水準測量を実施するときに留意すべき事項について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 標尺は2本1組で往路と復路で交換、測点数は偶数(準則第64条)→ 零点誤差を消すため。

レベルによる水準測量の観測上の注意点。どの誤差を消すための決まりかを意識すると、2 の誤りが分かる。

1. 正しい。

準則第63条により、機器は適宜点検・調整する。観測を始める前に点検調整し、1級・2級水準測量では観測期間中もおおむね10日ごとに点検調整する。

2. 誤り。 ← これが正解

準則第64条(直接水準測量)で、標尺は2本1組とし、往路と復路の観測で標尺を交換し、測点数は偶数にする。出発点に立てる標尺を往路と復路で入れ替えることで、2本の標尺の零点のずれ(零点誤差)が往復の平均で打ち消される。「同じにする」ではこの効果が得られない。

3. 正しい。

準則第64条のとおり。測点数が多い区間は固定点を設けて往復で共通に使い、区間ごとに較差を点検できるようにする。

4. 正しい。

準則第63条第2項。自動レベル・電子レベルは、円形気泡管と視準線の点検調整に加えてコンペンセータの点検を行う。

5. 正しい。

三脚の向きをそろえ、特定の1本を常に同じ標尺に向けて据えるのは、鉛直軸の傾きなどによる誤差の現れ方をそろえて前後で打ち消すための、標準的な据え付け方。

誤りは 2。