測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和3年度 第5問〔基準点測量〕解答と解説

令和3年度 第5問📍 基準点測量

次の a ~ e の文は,トータルステーションを用いた基準点測量の点検計算について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。

a.点検路線は,既知点と既知点を結合させる。
b.点検路線は,なるべく長いものとする。
c.すべての既知点は,1つ以上の点検路線で結合させる。
d.すべての単位多角形は,路線の1つ以上を点検路線と重複させる。
e.点検計算(水平位置及び標高の閉合差)の結果が許容範囲を超えた場合は,点検路線の経路を変更して再計算する。
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解説

💡 点検路線は既知点どうしを結び、なるべく短く。許容範囲を超えたら再測(経路の付け替えではない)。

準則第42条(点検計算及び再測)の点検路線の選び方と、許容範囲を超えたときの扱いをそのまま問う問題。

a. 正しい。

準則第42条第一号イ(1)のとおり。点検路線は既知点から出て別の既知点に結ぶ。

b. 誤り。

点検路線はなるべく短いものとする(準則第42条第一号イ(2))。短い路線ほど、閉合差が大きいときに不良な観測がどこにあるかを絞り込みやすい。

c. 正しい。

準則第42条第一号イ(3)のとおり。

d. 正しい。

準則第42条第一号イ(4)のとおり。

e. 誤り。

許容範囲を超えたときは、再測を行う等適切な措置を講じる(準則第42条)。経路を選び直して計算し、許容範囲に収まったように見せても、不良な観測値は残ったままである。

明らかに間違っているのは b と e。よって 選択肢 4。