測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和元年度 第21問〔地図編集・GIS〕解答と解説

令和元年度 第21問🗾 地図編集・GIS

図21は,国土地理院刊行の電子地形図25000の一部(縮尺を変更,一部を改変)である。この図にある博物館の経緯度で最も近いものを次の中から選べ。
ただし,表21に示す数値は,図の中にある三角点の経緯度を表す。

表 21
経 度緯 度
東経 129° 58′ 06″北緯 33° 27′ 00″
東経 129° 58′ 37″北緯 33° 26′ 33″
第21問の図表
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解説

💡 博物館は△16.6の北東。三角点間の経度差31″・緯度差27″に比例配分して東経129°58′18″・北緯33°27′12″。

図の中の 2 つの三角点の経緯度を手がかりに、博物館の位置を比例計算で経緯度に直す問題。まず地図記号で博物館(柱の並んだ建物の形)を見つける。北城内の「北城内」の文字の右にあるのがそれ。

① どちらの三角点がどの値か

地図は上が北・右が東。経度が小さく(西)緯度が大きい(北)129° 58′ 06″・33° 27′ 00″ は、図の左上寄り、市民会館の南にある三角点(△16.6)。もう一方の 129° 58′ 37″・33° 26′ 33″ は右下の十人町付近の三角点(△28.2)。

② 2 点間の差

経度差 31″、緯度差 27″。図上で 2 点の東西・南北の間隔を定規で測る。

③ 博物館までの比例計算

市民会館近くの三角点から博物館までの東西・南北の長さを測り、2 点間の長さに対する割合を出す。図では東西方向が三角点間の約 0.41 倍、南北方向が約 0.44 倍(北向き)になる。
経度:31″ × 0.41 ≒ 13″ 東 → 129° 58′ 06″ + 13″ = 129° 58′ 19″
緯度:27″ × 0.44 ≒ 12″ 北 → 33° 27′ 00″ + 12″ = 33° 27′ 12″

博物館は基準にした三角点の北東にあるので、経度・緯度とも三角点より大きい値になるはず。これだけでも選択肢 4 に絞れる。

最も近いのは 東経 129° 58′ 18″、北緯 33° 27′ 12″。よって 選択肢 4。