測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 平成30年度 第10問〔水準測量〕解答と解説

平成30年度 第10問📏 水準測量

次の文は,水準測量を実施するときに留意すべき事項について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 往路と復路で標尺を交換し、測点数は偶数。いずれも標尺の零点誤差を消すため。

直接水準測量の観測方法と、それぞれの手順がどの誤差を小さくするためのものかを問う問題。

1. 正しい。

機器の点検調整は着手前だけでなく作業期間中も行う。1級・2級水準測量では観測期間中おおむね10日ごとに行う(準則第63条)。

2. 誤り。

標尺は2本1組で、往路と復路で標尺を交換する(準則第64条)。2本の標尺の零目盛のずれ(零点誤差)の影響を往復で打ち消すためで、出発点の標尺を同じにするのは逆である。

3. 正しい。

レベルを据える向きを毎回特定の標尺に合わせておくと、鉛直軸の傾きによる誤差の入り方がそろい、影響を小さくできる。

4. 正しい。

準則第64条のとおり。前視と後視の視準距離を等しくすると、視準線誤差や球差・気差の影響が打ち消される。

5. 正しい。

準則第64条のとおり測点数は偶数にする。偶数回にすると最初の点に立てた標尺が最後の点にも来るので、零点誤差が消える。

明らかに間違っている記述は 2。よって 選択肢 2。