準天頂衛星システム(QZSS、愛称「みちびき」)に関する正誤判定。日本の上空を長時間カバーする補完衛星システムである。
1. 正しい。日本上空で高仰角に長時間滞在する軌道設計のため、都市部・山間部の遮蔽影響を受けにくく、測位可能エリア・時間帯が拡大される。
2. 正しい。準天頂衛星の軌道周期は地球自転とほぼ同期(約 24 時間)しており、毎日ほぼ同じ時刻に同じ位置関係になる。
3. 正しい。常時 1 機以上が天頂方向に位置するため、他衛星と組み合わせることで衛星配置(DOP)が安定し、測位精度が向上する。
4. 正しい。準天頂衛星には地上から見て8 の字軌跡を描く準天頂軌道機と、赤道上空に固定された静止軌道機がある。
5. 誤り。
スタティック法で基線長 10 km 以上を観測する場合は 5 衛星以上(GPS + 準天頂のみ)または 6 衛星以上(GLONASS 併用時)が必要(作業規程の準則)。「4 衛星」が成立するのは 10 km 未満のとき。
誤りは5のみ。選択肢 5。「短基線=4衛星/長基線=5(+GLONASSで6)」と覚える。
💡 スタティック10km以上→5衛星(GPS+QZS)、6衛星(+GLONASS)。10km未満は4衛星でOK。