の観測を行ったところ,表 8 の結果を得た。方向角 T を 290°00′00" としたとき,平面直角座標 系 (平成 14 年国土交通省告示第 9 号) における新点 C の Y 座標の標準偏差は幾らか。最も近いも のを次の 1 ~ 5 の中から選べ。

既知点 A から新点 C を放射法で観測したときの、新点 C の Y 座標標準偏差 σ_Y を誤差伝播の法則で求める計算問題。
A から B 方向の方向角 T = 290°00'00"、A 点で測った水平角 α = 130°00'00" なので、A→C 方向の方向角は:
※ 360°を超えるため引き算で正規化。
平面直角座標では X=北、Y=東。A 点を基準に距離 S・方向角 T_AC で C 点座標を表すと:
独立な誤差源(距離 σ_S、角度 σ_α)の合成:
偏微分:
・∂Y/∂S = sin(T_AC) = sin 60° = √3/2 ≒ 0.866
・∂Y/∂α = S · cos(T_AC) = 1000 m × cos 60° = 1000 × 0.5 = 500 m = 500,000 mm/rad
問題指定:1 ラジアン = 2×10⁵ 秒、σ_α = 2"
σ_S = 10 mm、σ_α = 10⁻⁵ rad、距離成分を mm で揃える:
・距離項:(0.866 × 10 mm)² = 75 mm²
・角度項:(500,000 mm × 10⁻⁵ rad)² = (5 mm)² = 25 mm²
※ 暗記ポイント:「方向角の和 − 360°(360°超過時)」「距離項²+角度項² を平方根」。角度は必ず rad 換算。