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測量士試験 令和7年 午前 第7問
〔基準点測量〕の解説・解答

📅 2025年5月18日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第7問 📍 基準点測量
📋 問題文

次の a ~ c の文は,公共測量において実施するトータルステーションを用いた基準点測量に ついて述べたものである。 ア ~ ウ に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれ か。 次の 1 ~ 5 の中から選べ。

a. 観測した距離は, 気温が上がり大気の密度が小さくなった場合, 屈折率が小さくなるの で,見かけ上 ア なる。このように気象条件の影響を受けるため,気象補正計算を行 う。
b. 偏心点を設ける場合,偏心距離は イ の 6 分の 1 以下を標準とする。
c. 観測点における角観測の良否を判定するため, 水平角観測では倍角差及び観測差,鉛直角観 測では高度定数の ウ を点検する。 ア 1. 長く 2. 長く 3. 短く 4. 短く 5. 短く イ 既知点間距離 測点間距離 測点間距離 既知点間距離 測点間距離 ウ 較差 標準偏差 較差 標準偏差 標準偏差
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

トータルステーション(TS)を用いた基準点測量の距離測定・偏心観測・観測値の点検に関する穴埋め問題。

ア = 短く

気温が上昇すると大気密度が下がり、光波の屈折率も小さくなる。屈折率が小さい=光波速度が速くなるため、同じ往復時間でも実距離は見かけ上短く計測される。これを補正するために気象補正計算を行う。

イ = 測点間距離

偏心点を設けて観測する場合、偏心距離は e ≤ S / 6(S:測点間距離)に制限される(1〜4級基準点測量、作業規程の準則)。観測点を見通せない場合に偏心点で代行するが、偏心距離が大きすぎると角度測定誤差が拡大するため。

ウ = 較差

水平角観測では倍角差・観測差で点検し、鉛直角観測では同じ点を望遠鏡正・反で観測した時の高度定数の較差で点検する(複数測回した時の値のばらつき)。標準偏差ではなく較差で評価するのがポイント。

ア=短く、イ=測点間距離、ウ=較差 の組合せ = 選択肢 3
💡 気温上昇→光速アップ→距離「短く」表示。偏心距離の基準は「測点間距離」の1/6。
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測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)