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測量士試験 令和7年 午前 第20問
〔写真測量〕の解説・解答

📅 2025年5月18日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第20問 📷 写真測量
📋 問題文

次のa ~ e の文は,公共測量における三次元点群データ作成について述べたものである。明 らかに間違っているものだけの組合せはどれか。 次の 1 ~ 5 の中から選べ。

a. 地上レーザ測量において同一箇所から複数回計測する場合は,それぞれ地上レーザスキャナの 器械高を変えて行う。
b. 車載写真レーザ測量では,車載写真レーザ測量システムを用いて道路などを計測し,計測した 距離と角度から三次元形状復元計算により三次元点群データの座標を求めている。
c. UAV 写真点群測量には,性能などが作業規程に規定されている条件を満たしていれば,市販さ れているデジタルカメラを使用できる。
d. UAV 写真点群測量において,三次元形状復元計算に必要な標定点を,作業地域を囲むように配 置するとともに,作業地域内で最も標高の低い地点及び最も標高の高い地点に設置した。
e. UAV 写真点群測量において,隣接コースの数値写真との重複度が 40%以上となるように撮影計 画を立案した。
1. a, c2. a, d3. b, d4. b, e5. c, e
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

公共測量における三次元点群データ作成に関する正誤判定。地上レーザ・車載写真レーザ・UAV 写真点群の各手法の特徴を整理する。

a. 正しい。地上レーザ測量で同一箇所を複数回計測する場合は、器械高を変えるのが原則。同じ高さだと同じ死角が残るため。
b. 誤り。

車載写真レーザ測量で 3D 座標を決定するのは、レーザの距離測定値と、GNSS/IMU による車両の位置・姿勢情報を組み合わせて計算する方式。「距離と角度から三次元復元」だけでは車両の動きが反映されないため誤り。

c. 正しい。UAV 写真点群では、作業規程の準則の性能要件(センサ・レンズ等)を満たすデジタルカメラなら市販品でも使用できる。
d. 正しい。標定点は対象エリアを囲み、かつ最も低い点・最も高い点を含めて配置するのが、標高方向の精度確保のセオリー。
e. 誤り。

UAV 写真点群測量で、隣接コース間(サイドラップ)の重複度は 60% 以上が標準。40% 以上ではコース間結合に必要な視差が不足し、SfM 解析が成立しにくい。

誤りは b, e の組合せ = 選択肢 4(b, e)。
💡 重複度の数値: 同一コース内≥80%、隣接コース間≥60%。この数値は必ず覚える!
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測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)