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測量士試験 令和6年 午前 第7問
〔基準点測量〕の解説・解答

📅 2024年5月19日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第7問 📍 基準点測量
📋 問題文

次の 1~5 の文は,公共測量におけるトータルステーション (以下「TS」 という。) を用いた 基準点測量について述べたものである。 明らかに間違っているものはどれか。 次の 1~5 の中か ら選べ。

1. 新点の位置精度は,既知点及び新点の配置によって影響を受けるため、作業規程において標 準となる路線の辺数、路線長, 路線図形等が定められている。
2. 距離測定は,1 視準 1 読定を 1 セットとし, 2 セット行う。
3. 距離測定の気象補正に使用する気温及び気圧の測定は,TS を整置した観測点で,距離測定の 開始直前又は終了直後に行う。
4. TS で測定される斜距離には,反射鏡定数の誤差などの測定距離に比例しない誤差が含まれ る。
5. 水平角観測においては,対回内の観測方向数は 5 方向以下とする。
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

トータルステーション(TS)を用いた基準点測量の手順・誤差処理に関する正誤判定。

1. 正しい。TS による 1 級基準点測量(結合多角方式)では、辺数 5 以下、路線長 3 km 以下、直線からの外側角 40°以下など細かな規定がある。
2. 誤り。

TS の距離測定は 1 視準 2 読定を 1 セットとするのが標準。問題文の手順は読定回数・視準回数の規定が異なっており、作業規程の準則と一致しない。

3. 正しい。3・4 級基準点測量では、気圧の実測を行わず標準大気圧(1013.25 hPa)を仮定して気象補正を行う。
4. 正しい。距離に比例しない誤差(定誤差)には、反射鏡定数誤差・器械定数誤差・位相差測定誤差・致心誤差などが含まれる。
5. 正しい。観測する方向(測点)が増えると観測時間が延び、機器の温度変動や大気状態の変化が累積して精度低下する。
誤りは 2。選択肢 2。「1 視準 2 読定」が距離測定の基本サイクル。
💡 距離測定: 1視準「2読定」が1セット(「1読定」ではない)。2回読んで平均を取ることが重要。
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出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)