測量士試験 令和6年 午前 第5問
〔誤差・統計〕の解説・解答
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📋 問題文
ある距離の偶然誤差だけを含む一群の測定値について,平均値が 80.000m,標準偏差が 0.010m の結果を得た。測定値の分布が近似的に正規分布に従うと仮定した場合,測定値が 80.005mと 80.010mの間になる確率は幾らか。最も近いものを次の 1~5 の中から選べ。
1. 15.0%
2. 15.9%
3. 22.7%
4. 30.9%
5. 46.7%
📐 問題の図表
💡 解説
距離の繰り返し測定値が正規分布に従うとして、特定の範囲に入る確率を求める計算問題。平均 μ = 80.000 m、標準偏差 σ = 0.010 m。
① 標準化(z 値変換)
標準化の式:z = (x − μ) / σ。範囲の両端(80.005 m、80.010 m)について計算:
・80.005 m → z₁ = (80.005 − 80.000) / 0.010 = 0.5
・80.010 m → z₂ = (80.010 − 80.000) / 0.010 = 1.0
② 標準正規分布表から上側確率を読む
・P(Z ≥ 0.5) ≒ 0.30854
・P(Z ≥ 1.0) ≒ 0.15866
③ 区間確率=上側確率の差
P(0.5 < Z < 1.0) = 0.30854 − 0.15866 = 0.14988 ≒ 15.0%
最も近いのは 選択肢 1(15.0%)。「区間確率 = 上側確率の差」を覚える。
💡 区間確率=上側確率の差。P(z1<Z<z2)=P(Z>z1)-P(Z>z2)。この基本式を覚える。
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