← 測量士 過去問解説トップ

測量士試験 令和6年 午前 第21問
〔地図編集・GIS〕の解説・解答

📅 2024年5月19日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第21問 🗾 地図編集・GIS
📋 問題文

図 21 は,国土地理院刊行の電子地形図 25000 の一部(縮尺を変更)である。次の 1~5 の文は,こ の図に表現されている内容について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の 1~5 の中から選べ。

1. 図の北東にある二つの病院間の水平距離は、320 m より長い。
2. 変電所・発電所の標高は、およそ 25 m である。
3. 交番の経緯度は、およそ北緯 33°12′23″、東経 132°33′24″ である。
4. 博物館北にある水準点と図の南東にある三角点の斜距離は、1,000 m より長い。
5. 別当六丁目西側にある崖には、上端と下端の比高が 20 m より大きい場所がある。
📐 問題の図表元問題
💡 解説

図 21 の電子地形図 25,000 から、距離・標高・経緯度・斜距離・崖の比高を判読し正誤判定する問題。25,000 分の 1 では地図上 1 cm = 実距離 250 m。

1. 正しい。縮尺記号から、地図上 30 mm が実距離 500 m と読める。病院間の地図上距離 26 mm から比例計算で実距離が求まる。
2. 正しい。電子地形図 25,000 では、主曲線は 10 m おき、計曲線は 50 m おきに描かれる。近傍の三角点 137.6 を基準に等高線を追うと、発電所・変電所は 20 m と 30 m の主曲線の中央付近 = 標高約 25 m。
3. 誤り。

図郭左下の経緯度値と縮尺から比例計算すると、交番の経緯度はおおよそ 緯度 33°12'55"、経度 132°33'35" となる。問題文の経緯度値はこの計算結果と一致しないため誤り。

4. 正しい。水準点と三角点の水平距離が地図上 60 mm(実距離 1,500 m)、高低差は 137.6 − 2.3 = 135.3 m なので、斜距離 = √(1500² + 135.3²) > 1,000 m。
5. 正しい。崖の縁線から斜面を表す線が主曲線(10 m おき)を貫いているため、比高 20 m を超える場所が存在する。
誤りは 3。選択肢 3。地図問題は縮尺バーと等高線間隔で具体的に検証。
💡 1/25,000 では図上 1 cm = 250 m主曲線 10 m・計曲線 50 m。経緯度は図郭四隅の値からの比例配分で求める。

📚 おすすめ学習グッズ

独学での測量士試験対策に役立つ定番アイテムをまとめました
当サイトはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を得ることができる、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
▼ 令和6年の全28問一覧へ戻る
測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)
プライバシーポリシー運営者情報・お問い合わせ