測量士試験 令和6年 午前 第20問
〔写真測量〕の解説・解答
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📋 問題文
次の 1~5 の文は,公共測量における UAV(無人航空機)レーザ測量について述べたものである。 明らかに間違っているものはどれか。次の 1~5 の中から選べ。
1. 標準的な計測点間隔は,要求点間隔(要求点密度等を満たすために均等かつ最小限に計測する 場合の点間隔)と定数を用いて,計測点間隔=要求点間隔 /θ (ただし,θは 1.1~1.5) で 求めることを標準とする。
2. スキャン角度は,計測対象物へのレーザ光の入射角を 45°以上とするとともに,必要な計測 距離を満たすように定めることを標準とする。
3. 計測対象物との距離は,使用するレーザ測距装置の最大測距距離の 80%以下となるように定め ることを標準とする。
4. コース間重複度は,30%以上とすることを標準とする。
5. UAV の位置の決定は,GNSS によるキネマティック法で行うものとし,キネマティック解析で用 いる固定局は、計測地域から直線距離で 80km を超えないものとする。
📄 原典の問題ページ(画像)
💡 解説
UAV レーザ測量に関する正誤判定。各種レーザ測量・固定局運用の基準を理解しているかが問われる。
1. 正しい(問題文の通り)。
2. 正しい(問題文の通り)。
3. 正しい。同時に最大計測距離も超えないよう設定する。
4. 正しい。コース間重複度は、欠測の防止・標高値点検箇所の確保のため、30%以上を標準とする。
5. 誤り。
UAV レーザ測量の固定局位置は、計測区域から直線距離で 50 km 以内を超えない点を用いる。問題文の「80 km」は誤り。他の測量方法と区別:
・空中写真測量:固定局は撮影区域内との基線距離 50 km 以内
・UAV レーザ測量:計測区域から 50 km 以内
・車載写真レーザ測量:固定局と取得区間との基線距離 10 km 以内(原則)
・航空レーザ測量:固定局は計測対象区域内の基線距離 50 km 以内
誤りは 5。選択肢 5。基線距離は「車載=10km、それ以外=50km」が要点。
💡 固定局の基線距離は車載写真レーザだけ 10 km、空中写真・UAV レーザ・航空レーザはいずれも 50 km 以内。「車載だけ短い」と覚える。
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