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測量士試験 令和6年 午前 第11問
〔水準測量〕の解説・解答

📅 2024年5月19日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第11問 📏 水準測量
📋 問題文

次の a〜e の文は,公共測量における GNSS 測量機による水準測量 (以下「GNSS 水準測量」とい う。)について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の 1~5 の 中から選べ。

a. 標高を定める測量であるため,GNSS 水準測量では,PCV 補正を行わない。
b. GNSS 水準測量では,国土地理院が提供するジオイド・モデルを用いることにより,既知点か らの距離が 6~40 ㎞の範囲において 3 級水準点を設置できる。
c. GNSS 水準測量で使用できる既知点の種類は,一~二等水準点,電子基準点(標高区分:水準測 量による)及び 1~2 級水準点である。
d. GNSS 水準測量では,スタティック法又はネットワーク型 RTK 法により観測を行う。
e. 大気中に含まれる水蒸気などによって電波の伝搬遅延量が増加し,高さ方向の精度に影響する ことから,寒冷前線や温暖前線が通過しているときは,原則として観測を行わない。
1. a,c2. a,d3. b,c4. b,e5. d,e
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

GNSS 水準測量(GNSS による標高の測量マニュアル)に関する正誤判定。

a. 誤り。

GNSS 水準測量では、原則として PCV 補正を行う必要がある。問題文の「PCV 補正は不要」は誤り。アンテナ位相特性は標高方向の精度に直接影響するため必須。

b. 正しい。路線の辺数 6 辺以下、路線長 60 km 以下が標準。
c. 正しい。既知点の数は 3 点以上が標準。
d. 誤り。

GNSS 水準測量はスタティック法のみで実施する。問題文の他手法(RTK 等)はGNSS 水準測量には適用されない。

e. 正しい。台風・熱帯低気圧の近接、積乱雲の急速発達・集中豪雨が予測されるときは GNSS 観測を避ける。
誤りは a, d の組合せ = 選択肢 2(a, d)。
💡 GNSS水準測量: スタティック法のみ(RTKは不可)。PCV補正は必須(省略不可)。2大ポイント!
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測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)