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測量士試験 令和5年 午前 第9問
〔基準点測量〕の解説・解答

📅 2023年5月21日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第9問 🎯 基準点測量
📋 問題文

次の文は、公共測量におけるGNSS測量機を用いた基準点測量について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。

a. PCV補正を適用することにより異機種間観測での精度を確保できる
b. 二重位相差による解析処理でGNSS衛星及び受信機の時計誤差を消去できる
c. スタティック法による10km以上の観測で衛星を5衛星以上使用する
d. スタティック法で複数観測点にGNSS測量機を整置して基線ベクトルを求める
e. キネマティック法は固定局と移動局で単独測位を行い座標値の差から基線ベクトルを求める
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💡 解説

GNSS 測量機を用いた基準点測量に関する正誤判定。観測条件・解析手法を区別する。

a. 正しい。異機種アンテナ間の観測では PCV(アンテナ位相特性)補正を適用して精度を確保。
b. 正しい。GNSS の二重位相差解析は、衛星・受信機両方の時計誤差を同時に消去できる。
c. 誤り。

スタティック法で 10 km 以上の観測を行う場合、GPS・準天頂衛星・GLONASS を併用するなら 6 衛星以上必要(GPS/QZS のみなら 5 衛星以上)。問題文の「5 衛星以上」は GLONASS 併用時の規定として誤り。

d. 正しい。複数観測点での同時受信により、衛星位置の時間変化を利用して整数値バイアスを決定し、基線ベクトルを求める。
e. 誤り。

キネマティック法は単独測位ではない。固定局を設置し、移動局を複数の観測点に順次移動させて基線ベクトルを求める相対測位手法。「単独測位」は誤り。

誤りは c, e の組合せ = 選択肢 5(c, e)。
💡 正解: 5 — GNSS測量機を用いた基準点測量
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出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)