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測量士試験 令和5年 午前 第22問
〔地図・GIS〕の解説・解答

📅 2023年5月21日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第22問 🗺️ 地図・GIS
📋 問題文

次の文は、ウェブ地図の一つである「地理院地図」や地図投影法について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。

a. 地理院地図において、画面の解像度、ウェブブラウザの拡大率及びズームレベルが一定の場合、同一の距離を表すスケールバーの画面上の長さは高緯度ほど長くなる。
b. 地理院地図では、複数の種類の地図や空中写真などから選択して表示することができる。
c. 平面に描かれた地図において、正距の性質と正積の性質を同時に満足させることは、理論上可能である。
d. 地理院地図の地図画像である地理院タイルの地図投影法は、タイルを隙間無く平面に貼り合わせるために、国土地理院刊行の1/25,000地形図と同様にユニバーサル横メルカトル図法を採用している。
e. 地図投影法とは、立体である地球の表面を平面の地図に表すための方法のことを指すが、必ず何らかのひずみが生じるため、表現したい地図の目的に応じて投影法を選択する必要がある。
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

地理院地図と地図投影法に関する正誤判定。Web メルカトル図法と UTM 図法の違いを理解しているかが問われる。

1. 正しい。メルカトル図法では高緯度ほど引き延ばされる性質があるため、同一距離を表すスケールバーは高緯度ほど画面上で長くなる。
2. 正しい。地理院地図では複数種類の地図や空中写真を選択して重ね合わせ表示できる。
3. 正しい。正距図法と正積図法(または正角図法と正距図法)の同時満足は理論上可能。ただし正角と正積の同時満足は不可能
4. 誤り。

地理院タイルの投影法は Web メルカトル図法(Google が開発、Web 地図のデファクト標準)。1/25,000 地形図はユニバーサル横メルカトル(UTM)図法を採用。両者は別の図法で、問題文の「同様にUTM」は誤り。

5. 正しい。地球(球面)を平面に投影すると必ずひずみが生じるため、目的に応じて投影法を選ぶ必要がある。
誤りは 4。選択肢 4。「地理院タイル=Webメルカトル、地形図=UTM」を区別。
💡 正解: 4 — 地理院地図と地図投影法
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測量士試験 過去問解説(無料)/ 本ページは独学者向けの解説です
出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)