測量士試験 令和5年 午前 第12問
〔水準測量〕の解説・解答
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📋 問題文
公共測量における水準測量の検測及び計算について述べた次の文の空欄ア~ウに入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。
1. ア=片道観測/イ=変動補正計算/ウ=正標高補正計算
2. ア=往復観測/イ=正規正標高補正計算/ウ=正標高補正計算
3. ア=往復観測/イ=変動補正計算/ウ=正規正標高補正計算
4. ア=片道観測/イ=正規正標高補正計算/ウ=正標高補正計算
5. ア=往復観測/イ=正標高補正計算/ウ=正規正標高補正計算
📄 原典の問題ページ(画像)
💡 解説
公共測量における水準測量の検測・計算手順を当てはめる穴埋め問題(作業規程の準則 第66条・第67条)。
ア = 片道観測
1 級・2 級水準測量の検測は「片道観測を原則とする」(第66条一)。検測は元の観測と独立な検証手段として行うため、簡素な片道観測で誤差の有無を確認する。「往復観測」では検測の意味を成さない。
イ = 正規正標高補正計算
標尺補正計算と並んで、1 級・2 級水準測量に対して正規正標高補正計算(楕円補正)を行う(第67条一)。正規正標高補正は重力場の不均一性を補正する標準的な手法。
ウ = 正標高補正計算
1 級水準測量においては、正規正標高補正計算に代えて正標高補正計算(実測の重力値による補正)を用いることができる。これは正規重力ではなく実測重力で補正するためより正確(ただし手間がかかる)。
ア=片道観測、イ=正規正標高補正計算、ウ=正標高補正計算 の組合せ = 選択肢 4。
💡 検測は片道観測が原則。1・2 級には正規正標高補正、1 級ではこれに代えて実測重力による正標高補正を用いることができる。
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