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測量士試験 令和4年 午前 第6問
〔測量基準〕の解説・解答

📅 2022年5月22日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第6問 ⚙️ 測量基準
📋 問題文

次のa~eの文は,我が国における測量の基準について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。

a. 基本測量及び公共測量において,位置は,地理学的経緯度及び楕円体高で表示する。ただし,場合により直角座標及び平均海面からの高さ,極座標及び平均海面からの高さ又は地心直交座標で表示することができる。
b. 世界測地系では,回転楕円体の中心は地球の重心と一致し,短軸は地球の自転軸と一致している。
c. 基本測量及び公共測量において,土地の距離及び面積は,回転楕円体の表面上の値で表示する。
d. 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による地殻変動に伴い,測量の原点の位置が移動したことから,原点数値を改正するとともに,日本全国の電子基準点の成果を改定した。
e. ジオイドは,平均海面を陸地内部まで仮想的に延長してできる面で,地球の重力の影響により,凹凸を持ち複雑な形状となっている。
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

測量の基準(測量法 第11条)に関する正誤判定。

a. 誤り(第11条1-1)。

基本測量・公共測量での位置は、地理学的経緯度+平均海面からの高さで表示する。問題文の「楕円体高」は誤り。標高(平均海面基準)と楕円体高は別の高さの概念。

b. 正しい(第11条3)。世界測地系では、回転楕円体の中心が地球の重心と一致し、短軸が地球の自転軸と一致する。
c. 正しい(第11条2)。距離・面積は回転楕円体の表面上の値で表示する。
d. 誤り。

東日本大震災(2011年)に伴い経緯度原点・水準原点の数値は改正されたが、電子基準点の成果改定は東日本地域のみ。北海道や西日本では従来の「測地成果2000」を継続使用している。問題文の「日本全国」は誤り。

e. 正しい。ジオイドは平均海面を陸地内部まで仮想的に延長してできる面。地球の重力が場所ごとに異なるため凹凸を持つ複雑な形状となる。
誤りは a, d の組合せ = 選択肢 2(a, d)。
💡 正解: 2 — 測量の基準
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出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)