次の a ~ e の文は,公共測量における河川測量について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
a.水準基標測量とは,定期縦断測量の基準となる水準基標の標高を定める作業をいう。
b.距離標の設置間隔は,起点から河心に沿って,原則として 2 km とする。
c.深浅測量とは,河川などにおいて水深及び測深位置を測定し,縦断面図データファイルを作成する作業をいう。
d.深浅測量において,水深が浅い場合は,ロッド又はレッドを用いて直接水深を測定する。
e.定期横断測量の測量範囲は,堤内地も一部含んでいる。
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解説
💡 距離標は河心に沿って 200 m 間隔。深浅測量で作るのは横断面図データファイル。
準則の河川測量の規定を問う問題。距離標の間隔と、深浅測量で作るのが「横断」面図であることがポイント。
a. 正しい。
準則第665条の定義のとおり。水準基標は定期縦断測量の基準になる点で、2級水準測量で標高を定める(準則第666条)。
b. 誤り。
距離標の間隔は、起点(河口や幹川との合流点)から河心沿いに 200 m ごとが標準(準則第664条第2項)。2 km ではない。
c. 誤り。
深浅測量は、水深と測深位置(又は船位)、水位などを測って横断面図データファイルを作る作業(準則第671条)。縦断面図データファイルを作るのは定期縦断測量(準則第667条)である。
d. 正しい。
準則第672条のとおり。水深の測定は音響測深機が原則だが、浅い所ではロッド(測深棒)やレッド(測深錘)で直接測る。
e. 正しい。
陸部について見ると、定期横断測量の範囲は堤防で守られた陸側の堤内地も 20~50 m 程度含めるのが標準(準則第670条第3項)。
明らかに間違っているのは b と c。よって 選択肢 3。