測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和8年度 第20問〔写真測量〕解答と解説

令和8年度 第20問📷 写真測量

公共測量における航空レーザ測量により,格子間隔 1 m のグリッドデータを作成したい。図20は,作成するグリッドデータの格子及び航空レーザ測量で得られたオリジナルデータの一部を示したものであり,範囲内に 86 点取得している。この範囲における欠測率は幾らか。最も近いものを次の 1 ~ 5 の中から選べ。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。

第20問の図表
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解説

💡 欠測率=欠測格子数÷(全格子数−水部の格子数)×100。点の数ではなく「点が1つもない格子」を数える。

欠測は「格子の中にオリジナルデータの点が1つもない」ことで、水部は欠測に含めない(準則第562条第2項)。欠測率 = 欠測格子数 ÷ 格子数 × 100(同条第3項)。点の総数 86 点は使わない。

① 格子数

図は横 10 × 縦 7 = 70 格子。このうち水部(斜線)は 4 + 4 + 2 = 10 格子なので、対象となる格子は 70 − 10 = 60。

② 欠測格子数

水部以外で点が1つもない格子を数える。上から2段目の左から6番目、5段目の左から7番目(水部のすぐ右)、7段目の左から6番目の 3 格子。

③ 欠測率

3 ÷ 60 × 100 = 5%

欠測率は 5%。よって 選択肢 2。

※ 水部を除かずに 3 ÷ 70 とすると約 4.3%(選択肢 1 の 4%)になる。水面ではレーザがほとんど返ってこないので、水部は欠測としても格子数としても数えない。