測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和5年度 第19問〔写真測量〕解答と解説

令和5年度 第19問📷 写真測量

次の文は,公共測量において無人航空機(以下「UAV」という。)により撮影した数値写真を用いて三次元点群データを作成する作業(以下「UAV写真点群測量」という。)について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

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解説

💡 三次元形状復元計算で作るのはオリジナルデータ(三次元点群)。反射強度はレーザの値(準則第427条)。

UAV 写真点群測量の規定(準則第410条以下)からの出題。写真から作るものと、レーザから作るものを混同させる肢に注意。

1. 正しい。

撮影飛行中に機体の異常が見られたら、直ちに撮影飛行を中止する(準則第147条)。安全が最優先。

2. 誤り。

三次元形状復元計算は、数値写真と標定点から写真の外部標定要素と特徴点の座標を求め、地形・地物の三次元形状を復元してオリジナルデータ(三次元点群)を作る作業(準則第427条)。反射強度はレーザ光の戻りの強さで、写真からは得られない。

3. 正しい。

検証点は標定点とは別に、標定点からできるだけ離れた場所に、作業地域内に均等に置く(準則第415条第2項)。標定点の近くだけで確かめても、精度が落ちやすい場所を見逃すため。

4. 正しい。

写真に写った地表が見分けられないと点群が作れないので、裸地など対象物を認識できる区域に適用するのが標準(準則第410条第2項)。樹木に覆われた地表は苦手。

5. 正しい。

UAV に積む一般のデジタルカメラはレンズのゆがみなどが事前に厳密には分かっていないため、三次元形状復元計算の中でセルフキャリブレーションを行うのが標準(準則第427条第5項)。

誤っているのは 2。よって 選択肢 2。