次のa~eの文は,公共測量における河川測量について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
a.河川測量とは,河川,海岸等の調査及び河川の維持管理等に用いる測量をいう。
b.距離標は,河心線の接線に対して直角方向の両岸の堤防法肩又は法面等に設置する。
c.水準基標測量とは,定期縦断測量の基準となる水準基標の標高を定める作業をいう。
d.水準基標測量は2級水準測量により行い,水準基標は水位標から離れた位置に設置する。
e.深浅測量とは,河川,貯水池,湖沼又は海岸において,水底部の地形を明らかにするため,水深,測深位置又は船位,水位又は潮位を測定し,縦断面図データファイルを作成する作業をいう。
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解説
💡 水準基標は水位標に近接して設置(準則第666条)。深浅測量で作るのは横断面図データファイル(準則第671条)。
準則の河川測量の章(第4編第3章)の定義と方法を問う問題。
a. 正しい。
準則第660条のとおり。
b. 正しい。
準則第663条のとおり。距離標は河心線の接線に直角な方向の両岸に、堤防の法肩や法面などに設置する。
c. 正しい。
準則第665条のとおり。
d. 誤り。
水準基標測量を2級水準測量で行うのは正しいが、水準基標は水位標に近接した位置に設置する(準則第666条)。設置間隔は 5~20 km が標準。
e. 誤り。
深浅測量で作るのは横断面図データファイル(準則第671条)。水深や測深位置を横断方向に測り、水底の断面形を表す。縦断面図データファイルを作るのは定期縦断測量。
誤りは d・e。よって 選択肢 5。