測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 令和4年度 第19問〔写真測量〕解答と解説

令和4年度 第19問📷 写真測量

図19は,公共測量における空中写真測量の標準的な作業工程を示したものである。[ア]~[エ]に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。

第19問の図表
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解説

💡 作業計画→標定点の設置→対空標識の設置→撮影→同時調整→現地調査→数値図化→数値編集…(準則第169条)。

空中写真測量の工程の順番。準則第169条の工程は、作業計画 → 標定点の設置 → 対空標識の設置 → 撮影 → 同時調整 → 現地調査 → 数値図化 → 数値編集 → 補測編集 → 数値地形図データファイルの作成 → 品質評価 → 成果等の整理(図19 では補測編集を省いているが、答えには影響しない)。

ア:標定点の設置

対空標識は標定点などの上に置いて写真に写し込むものなので、その前に標定点を設置しておく必要がある。撮影は対空標識の設置の後でなければならないので、アに撮影は入らない。

イ:撮影

対空標識を設置した後に撮影する。

ウ:同時調整

撮影した写真と標定点の成果を使い、各写真の位置と傾き(外部標定要素)とパスポイント等の座標を求めるのが同時調整(空中三角測量)。バンドル調整(バンドル法)はその計算方法の名前で、工程の名前ではない。調整用基準点の設置は、航空レーザ測量で点群データの点検・調整に使う点を置く工程(今の準則第544条では「調整点の設置」)。

エ:数値図化

同時調整の結果と現地調査の結果を使い、地形・地物を図化機で測ってデータにする工程が数値図化で、その後に数値編集が続く。数値地形モデルの作成は、同時調整の後に正射変換・モザイクへ進む写真地図作成の工程(準則第311条)。

ア=標定点の設置、イ=撮影、ウ=同時調整、エ=数値図化。よって 選択肢 5。