次の文は,地球の形状及び位置の基準について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
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解説
💡 経緯度の基準は回転楕円体(測量法第11条)。ジオイドは標高の基準。
位置の基準となる面(回転楕円体とジオイド)と、そこから測る高さの種類を区別できるかを問う問題。
1. 誤り。測量法第11条は、位置を地理学的経緯度と平均海面からの高さで表すとし、経緯度は世界測地系、つまり地球の形と大きさに近い扁平な回転楕円体を想定して測ると定めている。経緯度の基準面はジオイドではない。
2. 正しい。ジオイドは重力の等ポテンシャル面なので、どの点でも重力の向き(鉛直線)と直角に交わる。地下の質量の偏りのため、なめらかな回転楕円体に対して高くなったり低くなったりしている。
3. 正しい。平均海面を陸の下まで延ばしたと考えた面がジオイドで、標高はそこから地表までの高さである。
4. 正しい。楕円体高 h、ジオイド高 N、標高 H の間には H = h − N の関係があるので、GNSS で得た楕円体高からジオイド高を引けば標高が求まる。
5. 正しい。地心直交座標(X, Y, Z)と緯度・経度・楕円体高は、回転楕円体の大きさと形を決めておけば相互に換算できる。
ジオイドの表面上としている 1 が誤り。よって 選択肢 1。