測量士・測量士補 過去問ドリル

測量士補試験 平成30年度 第28問〔応用測量〕解答と解説

平成30年度 第28問📐 応用測量

次の文は,公共測量における河川測量について述べたものである。正しいものはどれか。次の中から選べ。

👇 解答を選ぶ

解説

💡 距離標は両岸、水準基標は水位標の近く。前浜・後浜の等高・等深線図は海浜測量。

河川測量を構成する作業(距離標設置・水準基標・定期縦断・定期横断・深浅・法線・海浜)の定義と方法を問う問題。

1. 誤り。

距離標は河心線の接線に直角な方向の両岸に設置する(準則第663条)。定期横断測量は左右の距離標を結ぶ線の上で行うので、片岸だけでは足りない。

2. 誤り。

水準基標は水位標に近接した位置に設置する(準則第666条)。水位の観測と標高を結び付けるためで、離して設けるのは逆。

3. 誤り。

定期縦断測量は平地では3級、山地では4級水準測量で行うが、地形などの状況により間接水準測量で代えることもできる(準則第668条)。定期横断測量も陸部と水部に分け、水部は深浅測量の方法で測る(準則第670条)。どちらも直接水準測量に限られるわけではない。

4. 正しい。

深浅測量の定義(準則第671条)と方法(準則第672条)のとおり。水深は音響測深機で測り、浅い所ではロッドやレッドで直接測る。

5. 誤り。

前浜と後浜を含む範囲の等高・等深線図データファイルを作るのは海浜測量(準則第675条)。法線測量は、計画資料に基づいて築造物の新設・改修の法線を現地に設定する測量である(準則第673条)。

正しいのは 4。よって 選択肢 4。