次の文は,防災分野における地理空間情報の利用について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
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解説
💡 経路検索はネットワーク化されたベクタデータで行う。ラスタにするとつながりが失われる。
防災に GIS データを使う場面で、データの形式や性質の使い分けが適切かを判断する問題。
1. 正しい。
緊急避難場所は、洪水・津波・土砂災害など災害の種類ごとに使えるかどうかが決められている。対応する災害の種別を属性に持つデータを使うのは適切。
2. 誤り。
経路検索は、交差点を結節点(ノード)、道路をそれを結ぶ線(リンク)としてつないだネットワーク化されたベクタデータだからこそできる。ラスタデータに変えるとつながりの情報が失われ、経路検索にはかえって向かない。
3. 正しい。
DEM は建物などを取り除いた地表面の高さなので、建物による水の流れのさえぎりを考えるには建物の三次元データを併せて使う必要がある。
4. 正しい。
旧河道や埋立地など土地の成り立ちは災害の受けやすさと関係が深い。昔の地図・空中写真・地形分類データを合わせて調べるのは有効。
5. 正しい。
DEM の隣り合う格子の標高差から傾斜を計算でき、急傾斜地の抽出に使える。
明らかに間違っている記述は 2。よって 選択肢 2。