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測量士試験 令和5年 午前 第7問
〔基準点測量〕の解説・解答

📅 2023年5月21日実施 / 📄 公式問題PDF 📋 公式解答PDF
第7問 🎯 基準点測量
📋 問題文

公共測量におけるトータルステーション(TS)による距離の測定について述べた文で、明らかに間違っているものはどれか。

a. 距離測定の誤差は、距離に比例するものとしないものに分けられる。大気の屈折率による影響などが比例誤差、位相差測定誤差などが非比例誤差である
b. 気温が上がると測定距離は短くなる
c. 気圧が低くなると測定距離は短くなる
d. 前回の機器検定から1年経過したため、国土地理院に登録された比較基線場にて検定を行った
e. TSとミラーとの間で往復した光波の位相差を測定し、これに往復時間を乗じることで距離を求めている
📑 元問題ページ元問題
💡 解説

TS(トータルステーション)による距離測定の原理に関する正誤判定。

1. 正しい。距離測定誤差は、機器に起因する定誤差と気象条件等による比例誤差に分類される。
2. 正しい。気温上昇 → 大気密度低下 → 屈折率低下 により、光速がわずかに速くなって観測距離が短く見える。気象補正で補正する。
3. 正しい。距離計は所定の検定基準に従って定期検定を受ける必要がある。
4. 正しい。気象補正は、観測時の気温・気圧から補正係数を計算して距離値に乗じる方式。
5. 誤り。

位相差測定で得られる距離は「光波の往復距離」。実際の距離(片道)は、得られた値を2 で割る必要がある。問題文の式では 2 で割る処理が抜けており、距離が 2 倍になってしまう。

距離 = (往復時間 × 光速) ÷ 2。よって誤りは 5 = 選択肢 5
💡 正解: 5 — トータルステーション(TS)による距離測定
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出典:国土地理院「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」を加工して掲載(政府標準利用規約準拠)